ソフトタッチな絶望感

先日、所用で役所へ行ったのですよ。
で、待ち時間に見かけたこのポスターに、
いい知れない感情を抱いたわけです。

IMG_0435.JPG

なんてやんわりした書体で「失業」って書くのさ。
なんてやんわりした写真で「失業」を表現するのさ。
なんてやんわりした空で「失業」を上の空にするのさ。

この青年たちは失業して海で遊んでるの?
それとも、砂浜で過酷な労働を強いられて、
ちょっとハイになっちゃったの?

ふんわり感を前面に出しているだけに、
なんだか、絶望感が深いですよ。

この手のポスターデザインって、大抵は入札制(コンペ)なんですよ。
いったい、どんな企画書を提出したのか。
考えただけでちょいと憂鬱になりますなあ。


自己評価と設計

自己ブランディング(という言葉は微妙だけど)のスコア計測は、
日々のオファー分析からだと思うのね。

どんなオファーがどれくらい来るのか。

それが自分を取り巻く他者の評価そのもの。
「オファーが来ない」ってのも含めて評価だから。
そこからビジョンに合わせた微調整を重ねるしか無いじゃない。

重ねた微調整の回数こそがキャリアだし、
精度の向上こそが成功の第一歩でしょ。

と、誰にいうでもなく。


USTREAMはじめました。

ヒマナイヌ・川井さんのUSTEAMER養成講座(デジタルハリウッド)を
横目に見つつ、英語フォームに四苦八苦しつつもどうにか登録し、
そのまま第一回の放送を敢行。
なんと4時間喋り続け、
養成講座終わりからインサートしてきた川井さんと、
2元中継実験を同時に行うという波乱の幕開けで、
僕のUST道はスタートしました。

ついったーラジオ部会やWhiteROOMで、
ちょいちょい出させていただいていたこともあり、
意外とたくさんの方に観ていただけるようになりました。
システム把握のためにはじめたにも関わらず、
すっかりはまっています。

(貼り付けてあるのは、パンダメイクでコピー論を語った回です)


ニッチと対極〜思い描いてた未来は今

高校時代くらいに観た深夜番組のお話です。
(後に「いとしの未来ちゃん」第9話と判明)

地上波だけで数百チャンネルが存在する仮想の
未来社会を描いたドラマがあったんですよ。

そんだけチャンネルがあったら、
視聴率1%でもメガヒットという世界。
そんな中、スマッシュヒットしてるのが、
デブ専アイドルの生活を
24時間垂れ流すだけの番組だっていう前段から、
ストーリーはスタートするんですね。

んで、主人公はその番組に対抗して
高視聴率番組をつくらなきゃならない。

試行錯誤の結果、
「何も映さない真っ暗な画面を放映する番組」
をつくって大ヒットすると。


大筋では、視聴者は見ることに疲れていた...
という、星新一的なオチでは合ったんですが、
未だ根強く、デブ専=「ニッチ」と、
真っ暗=「対極」という切り口を僕にすり込んだ番組なんですよ。

地上波数百チャンネルということは無いけど、
YouTube、Ustream、ニコニコ動画、その他のあらゆるネットコンテンツ...
幅がテレビの外にはみ出たというだけで、
今まさに、そのドラマに描かれた「未来」が、
そのまんま来ていると思ったりしてます。

今、この時代、求められる「ニッチ」と「対極」の在りようって、
いったいどんなモノなんでしょうか。

ってなことを、最近、朝な夕な考えているんです。


「フリーランス食堂」について

初めて僕のブログを読まれる方も多いと思うので、
六角食堂の話からご軽く説明します。

僕の個人事務所「Rockaku(ろっかく)」は、
普段はパンフレットやweb、
ネーミングやブランディングを手がける、
コピーライター事務所です。

事務所とは言うものの、
その実態は元麻布の片隅にひっそりたたずむ、
推定1950年代製のおんぼろ2階建て長屋。

これまで数人のクリエーターが住む
シェアハウスとして機能していましたが、
メンバーの家庭の事情などから、
最終的に僕一人が残りました。

結局、1F丸ごとがほとんど使わない空間となってしまい、
趣味で続けていた出張料理人の仕事を、
「ここでやればいいじゃないか」という結論に達し、
「六角食堂」という名前で、
ひっそりと料理イベントを始めたのが2009年の後半です。

▼写真は2Fのラウンジスペースです
_0012601.JPG

そして、六角食堂の2010年一発目のイベントとして、
以前から温めていた「フリーランス食堂」について
Twitterでつぶやいたところ、多くの方々から
うれしい反響をいただき現在に至ります。

人数的に拡大したいという思いもあり、
会場は別のスペースを手配中です。


同じ会社で働く人間が、同じ釜のメシを食う社員食堂。
それは、フリーランサーにとって、最も縁遠い施設です。

正直、そういう交流をパージして働くスタイルも、
フリーランスのあり方ではあるんですけど、
まあ、たまには大勢でメシを食うのもいいじゃないかと。

働く業界や、持っているスキルなんて、
この際、ばらばらでもいい。
でも、「自分の足で立って、自分の腕で稼ぐ」
そんな生き方を選んだという点において、
心意気は同じはず。

だったら、フリーランスが集まれる食堂をつくりたい。
という、至極シンプルな発想から、この企画は生まれました。


どこかの有名人の下に集まって行われる、
勉強会だとか、交流会みたいな
理屈っぽいコンセプトが必要だとは思っていません。

同じ思いを持って働いている人間が、
同じテーブルに集まって、
その真ん中に美味いメシがある。
それだけで十分。

六角食堂はそのための場所と時間と
おいしい献立を用意しようと思っています。

_______________________________________
情報は随時、Twitterでお知らせいたします。

RockakuのTwitter ID: http://twitter.com/Rockaku
フリーランス食堂ハッシュタグ: #freelance_syokudow