シンプルな推進力を維持する「マンガ・ブランディング」

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コピーライターの長谷川哲士氏から、
Rockakuのブランディングについてお褒めの言葉をいただいたので、
それをきっかけに、暗黙知のままだった手法を文章にまとめておこうと思う。

カヤックの社是「それって漫画っぽい?」や、
昨年度、就活をマンガ化してファンを集め、
最終的に見事に就職した「のんたん」にも通じることだけど、
「マンガ的であるかどうか?」という指標は、
エンターティンメント性を計る基準になる。

さらに言うと、おちこぼれ野球部が幾多の困難を乗り越え、
甲子園に行ったりする「成長物語」にはファンが付きやすい。

そんなことを薄ぼんやりと意識しながら、
2009年くらいから「Rockakuのマンガ化」を進めてきた。

簡単に言えば、TwitterやUSTREAMやブログやfacebookを使って、
日々の業務やイベントを積極的に晒し、"可読化"するという施策だ。
このマンガの読者はフォロアーさん。
それから近況をお話しする機会のあるお客様などということになる。

この至極バカっぽい手法がすごいところは、
これ以上ないほどシンプルな構造にある。

マンガとしてファンを増やそうと思ったら、
マンガとして面白くならなければならない。
マンガを面白くするには、「成長物語」を盛り上げて行くしかない。
よって、売上げを上げたり、メディアに露出したり、
登場人物を増やしたり、イベントを開催したりせざるを得ない。

「ファンを増やし、ファンを飽きさせない」

たったこれだけの指標を目指せば、
ブランドとしても、事務所としても、
いい方向に進まざるを得ない...!という考え方が、
「マンガ・ブランディング」の全てだ。

バカみたいな話だけど、それだけのことを2年続けただけで、
売上げは約2倍になり、常駐スタッフを雇い、書籍の取材を受け、
ナイスな新事務所に移転し、講師の仕事が膨大に増え、
得がたいほどユニークな人たちと知り合う機会を得た。

なによりいいのは、僕が仕事に飽きないこと。
「飽き」はフリーランスや経営者を殺しうる病だから、
これを予防できると言うだけでも、
「マンガ・ブランディング」の効能は素晴らしいものだと思う。

さあ、次号もお楽しみに!
続きはWebとかそのへんとかで!


新企画:麻布コピーライター食堂【UST版】

・ジャンル:USTREAM生放送企画
・放送日時(予定):4月14日(木) 21時〜
・放送URL:調整なう
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コピーライターって不思議な職業なんですよ。
「なりたい人」と、それを教える「先生クラスの人」はたくさんいるのに、
その中間となる、リアルに仕事をしている層があんまり姿を現さない。

僕自身、ほとんどあったことがないくらいです。
ところが先日、とあるイベントで30代前後の現役世代の
リアルワーカーなコピーライターを多数捕獲することに成功。

意気投合したので、一堂に集めてUSTすることにしました。
題して「麻布コピーライター食堂」!
現役コピーライター5人の、過去、現在、未来、好きな食べ物などについて、
まったり語り合います。

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●企画・構成:森田哲生(Rockaku)
●キービジュアルデザイン:丸山るい(Rockaku)


枝豆の誘導

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ケータリング現場で、僕はまるやまくんにこう命じた。
「まるやまくん、枝豆の皮を捨てる器に"皮用"って書いといて」

するとまるやまくんはちょっと考えてからこう答えた。
「必要ないですよ」

まるやまくんはおもむろに枝豆を1つ食い、
器に皮を捨てた。
「これでこの器は皮入れ用です」

ほほう。
皮が捨ててあれば、次に器を見た人にとって、
それは「皮入れ」以外のなにものでもない。
「無言の誘導」を仕掛けたわけだ。

感心する僕に、まるやまくんは言った。
「おいしいですね。この枝豆」


◎◎◎◎
一見、なんてこと無い思いつきかもしれないけど、
僕はけっこう感銘を受けた。
で、今日のツール企画会議の時にパクらせていただいた。
クライアントさんも感心しておいででした。

コピーとかデザインの使命のひとつには、
人間の行動に「傾斜」を着けて、
自然に誘導を仕掛けていくことがあると思ってます。
ちゅうことで、この、ふとしたアイデアは、
とても示唆にあふれていると感じたわけです。


フリーランサーがスランプに陥らないための4つの心得

以前、ついったーでかなりのふぁぼをいただいたつぶやきを、
ちゃんとまとめて見ました。


(1)ヒマに慣れないこと
 初期のフリーランサーにありがちな症状です。 
 ヒマに慣れると、「焦り」という大きな原動力が弱まります。
 仕事がなくても、とにかくじたばたしましょう。

(2)常に人と会う時間と目的を持つこと
「外に出ない」「動かない」と、何にも起きなくなるのがフリーランス。
 誰かに会おうという目的意識とモチベーションが尽きたら...ヤバイです。

(3)「才能」という言葉にとらわれないこと
 あなたが売れないとしても、多くの場合、才能関係ないっすよ。
 何が足らないのか?の答えを「才能」以外から
 リストアップしてつぶしていきましょう。
 才能の有無を検討するのは最後でイイです。(と、凡才はつぶやく)


(4)美味しいものを食べること
 人間、結局ここだと思います。


ファスナーがないという自覚。

三十路入ってから、ある晩、鏡の前に立ってふと思ったわけです。

「あ、この着ぐるみ、一生脱げねーや。背中にもファスナーねえし」

...と。
たぶん、この覚悟を「自覚」と呼ぶんですよ。

見苦しかろうが、不細工だろうが、
もう、この着ぐるみで舞い踊るしかないわけなので。ええ。
ソレ、わっしょいしょい。