せかいのつながり

先日、我が麻布事務所別室、通称「麻布文庫」が
インテリア雑誌の取材を受けることになった。

取材を受けるのは部屋をデザインした同居人K氏なので、
まあ、顔出す程度で、と、仕事をしていた。
すると、大学の同期で、フリーランスの
カメラマンであるO氏から電話がかかってきた。

「今からモリタのウチの近所で撮影なんだけど、
 ちょうどいい駐車場ないかな」

とりあえず、一方通行が多いので、どっちから来るのかわからないと、
教えようがないことを告げると、O氏は「ごめんごめん」と電話を切った。


数分後・・・
K氏から電話。

「Oさんってカメラマン知ってるでしょ?」
「え?あ、うん」

話が瞬時にはうまくつながらない。
つまりはだ。

「取材の撮影担当として来てるけど」
「マジで!?」

そう、O氏も「麻布文庫」の存在を知らなかったため、
あくまで「モリタの家の近所」としか思っていなかったらしいのだ。

ちょっと世の中の狭さを感じた、そんな夜だった。


ふたりの母親の眼差しに。

先日、妹が出産したので、
慌てて八王子の実家にもどり、
母と見舞いに出かけた。
mathers.jpg左のパーマのひと=母(55)/中央=姪(生後24時間)/右のパジャマのひと=妹(27)

ふたりの母親の眼差し。
そして女三代の血脈。

そこには、男の僕では共有しえない、
不思議な空気が流れていた。


軽いデータに、重い思い (c)スチャダラパー

ここ数日間殺到した新規案件MTGの合間を縫って、
ようやく完成させたWEBサイトの構成案。
パワポで約30ページ。
でも、たったの77kb。

うん。ちょっと寂しいくらい軽い。
いや、なんだか地球に優しい気もするけど。

考えてみると、ウチの仕事って、
bit単価は相当に高いはず。
まあ、そんなこと考える人、あんまりいねーけどさ。

いやしかし、猛烈に肩こりましたよ。
この資料のプレゼンを終えたら、夕方から築地に出社して、
打ち合わせ→即原稿制作→即日提案という、
楽しいお仕事が2件ほど。

コレ乗り切ったら、明日は簡単な原稿調整作業だけ。
いやさ、コンペのアイデア出しが全然進んでいない。


文字組の教科書は、教科書だった。

うちの彼女さんは最近、
雑誌をつくるDTP制作会社の就職しました。

そこでトッパン印刷の研修を受けたりしているそうです。
また聞きだけど、けっこう興味深い話があったので、
メモっておきます。

トッパンさんの教官曰く、
「美しい文字組みを見たくば、教科書を見よ」
だそうです。

実際、彼女さんと書店に出向き、
山川の世界史Bの教科書を買い求めてみましたが、
うん。たしかにハイクオリティ。

厳密なルールで統制された文字詰め、ルビ、レイアウトは、
言われてみると確かに美麗。
複雑かつ、ボリューミィな内容を美しくまとめていました。

以上、ちょっと勉強になったお話。
「教科書が教科書になる」の一席。
お後がよろしいようで。


「次の一手」が思いつかない

何というか、この上なく安定しはじめた今日この頃。
血まみれ泥まみれで走り回っていた頃とは、
スタンスが変わって来ているような気がする。

まあ、心が折れてしまいそうなほどヒマだった頃に比べれば、
全く持って喜ばしいことなのだけれど、
「変化」がなくなると途端に不安になるのは何故だろうか。

一定期間の間に、一定量の案件が発生するスキームは、
当初の思惑を超えて、相当いいかたちになってきている。

でも、なんだか不安だ。
変化がないないんて、フリーで仕事をしている醍醐味半減だ。

パーティー乱入から、飛び込み営業、デザイン事務所行脚・・・
色んな事をやってきたけど、若干頭打ちの感もある。
いやまあ、景気のせいも多少はあるんだろうけどね。

うーん。
そろそろ「次の一手」を打ちたい。
でも、何をするべきなのか。
ちょいとわからなくなりつつある。

まあ、今は目の前の仕事をガシガシやっていくしかないのだろうけど。